津金寺の春植物
 津金寺のある立科町は、北佐久郡に属しますが、東部中学校のある東部町からは20分ほどの距離です。天台の談義所ともいわれる津金寺は、その歴史も古く開山から1300年が経ています。
 津金寺の裏山には、四季をとおしてたくさんの野草が咲き乱れ、長野県の郷土環境保全地域に指定されています。特に、春のカタクリ、アズマイチゲの群生がすばらしく、地元の新聞にも紹介されていましたので、さっそく行って来ました。


津金寺境内の大きなスギの樹。樹齢800年と推定されています。談義所であった頃、比叡山からきた先生が、記念に植えたものと伝えられています。 津金寺の裏山中腹にある滋野一族の宝塔です。長野県宝に指定されています。この宝塔のすぐ上にカタクリの群生地があります。
 
津金寺の裏山にあるカタクリの群生地。今が見ごろです(4月17日)。
 
裏山の登山道ぞいにあるカタクリ(4/17)。 昔、カタクリの根から片栗粉をとったので、カタクリの名が付いたそうです。
 
この日は曇っていたせいか、アズマイチゲの花は少しつぼみ気味でした(4/17))


初夏の植物(6月下旬の植物です)

津金寺境内のアジサイの花(6/22)。 同じくシモツケソウの花。写真では表せない鮮やかな色です。(6/22)。
津金寺の裏山では、花をつけている植物は少ない時期です。もう少しで咲きそうなつぼみをつけたヤブレガサ(6/22)。 津金寺から、上田にもどる丸子町の道の土手に咲くテリハノイバラ。ノイバラより花びらが大きく、けっこうきれいです(6/22)。


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